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樹脂にパーツクリーナーはダメっていうけどホントのところは?

自動車って、ボディが鉄とか合金とかでできているため、金属のかたまりのようなイメージがありますけど、実際はダッシュボードとかゴムホースとかバンパーとか、いろんなパーツがゴムや樹脂(プラスチック)でできています。

これでよく問題になるのがパーツクリーナーです。今や愛車のメンテナンスには必需品といった存在ですけど、たいていの場合、こんな注意書きがついてます。

「ゴム、樹脂パーツや塗装面には使用しないでください」 これは気をつけねば。
かと思えば、「そんなの無視して平気で使ってるよ」という人も結構いたりして、ほんとのところはどんなんでしょうか。

今回はパーツクリーナーの成分からひも解いていきましょう。レッツ探偵ゴッコ!

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パーツクリーナーの成分

一般的なパーツクリーナーの主成分は、石油系有機溶剤です。ほかにLPガスや二酸化炭素なんかが使われてますけど、これらはスプレー噴射するための噴射剤としての枠割でして、汚れ落としには関係しません。これがないとスプレーボタンをプッシュしても何も出てこないことになります。

問題は主成分の方です。石油系有機溶剤って、ちょっと「さわるな危険」って感じのイメージがありますけど、いったい何やろう?

どうもこのコトバに答えが潜んでそうですね。さっそく調査開始。

石油系有機溶剤とは

石油系有機溶剤とは、まず石油系の材料でできている有機溶剤ということで、これはOKですね。

「溶剤」もいいですね。ほかのものを溶かす液体のことやね。

では「有機溶剤」やったらどうか。
調べてみると「溶解・抽出・洗浄などに用いる有機化合物」(大辞林)とあります。
ふむふむ。

「有機溶剤中毒」という言葉もあって、「有機溶剤は気化しやすく,吸入されて影響を現すものがほとんどであるが,一部のものは健康な皮膚からでも吸収される」(世界大百科事典)そうな。おそろしいですね。

では「有機化合物」とは。
「炭素を含む化合物。単に有機物ということも多い」(世界大百科事典)
「二酸化炭素,一酸化炭素,炭酸やその塩などを除く炭素化合物」(栄養・生化学辞典)…。

じゃあ「有機物」やったらどうか。
「生物体を構成・組織する,炭素を主な成分とする物質」(大辞林)……。

生物体を構成?組織?
調べたら調べるほどドツボにはまっていくようなんで、もうやめときます。人間あきらめが肝心です。ほかのアプローチで行きましょう。

石油系有機溶剤はドライクリーニングにも

石油系有機溶剤といってもいろいろありまして、JIS規格によって用途別に1号から5号までに分類されてます。用途としてはパーツクリーナーの「機械洗浄用」のほか「塗料用」「ドライクリーニング用」などなど。

ここで話は衣類のドライクリーニングに飛びます。
まあ、もうちょっとで結論が出ますんで辛抱してください。

「ドライマーク」のついた衣類てのがありますね。セーターなんかがそう。ドライクリーニング専用ということですけど、水で洗っても汚れはいちおう落ちるんですね。

その代わり型崩れしたり縮んだりしてしまいます。なので普通はクリーニング屋さんに出します。ですが便利なもので、ドライマーク衣類専用の洗剤がありまして、家庭の洗濯機で洗えるんですね。

よく誤解されるんですが、これは決してドライクリーニングをしてるわけじゃありません。ドライマーク衣類でも型崩れしない洗剤で水洗いをしているだけのことです。

本当のドライクリーニングは石油系有機溶剤で洗います。水を使わないから「ドライ」なんですね。クリーニング屋さんでないとできません。

さて、ドライクリーニング用の石油系溶剤はJIS規格の5号に該当するんですが、服のボタンがプラスチック製のものが主流になるにつれて、溶解力を弱めたものも増えているそうです。つまり、もともとの溶解力だとボタンが溶けてしまうということなんですね。

やりました。ついに核心にたどり着いた!

パーツクリーナーの主成分である石油系有機溶剤は樹脂やゴムを溶かしてしまうということです。

ちょっとくらいならノープロブレム

ということで、樹脂、ゴムのパーツのクリーニングには、それ対応のパーツクリーナーを使った方が無難です。

まあ現実的なもんとして、洗浄力が強いパーツクリーナーでも、速乾性のものだったら成分がすぐに消え去りますので、多少樹脂にかかってもあまり神経質になることもないでしょう。

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2014年10月27日  by Goodjobプレス

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