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パーツクリーナーで塗装面の脱脂はOK、か?

パーツクリーナーは、その洗浄成分のために樹脂やゴムには不向きやということですけど、ではボディの塗装面に使うことについてはどうでしょうか。

脱脂はたいせつ

クルマというものは、乗っているうちにボディやガラスにはいろんな油脂(油分)が付着してしまいます。いつの間に、どうやって? ボディのワックスが雨で流れ落ちたり、大気中の煤煙成分に含まれていたり、跳ねた水たまりにオイルが混ざってたということもあります。どうしようもないことですね。

まあ普段はフロントグラスの油膜を拭き取る程度で、車体の油脂はあまり気にされることもないと思います。

ですけど、ボディをコーティングする場合などはそうもいきません。コーティング剤をしっかりと定着させるためには、あらかじめ油分をきれいに拭き取っておくことが必要になります。これを「脱脂」っていうんですね。「クリーニング」とか「汚れ落とし」とかとはあえて違う表現をしてます。

どんなもんでもそうですけど、新しく何かを塗るときには、先に汚れを落としておきますね。人のお化粧だってそう。油脂が残ったままでコーティングしたらどうなるでしょうか。そこだけコーティング剤がはじかれたり、うまく塗れたようにみえても曇ってきたり剥がれ落ちてしまったりします。

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脱脂のやり方

このように、油脂って特に目立たない限りは気にすることもないんですけど、コーティングやステッカー貼りをする場合には脱脂が不可欠となります。
では、その具体的な方法は?

いろいろなやり方があって、おおむねこんなところです。

  • 脱脂専用の溶剤を使う
  • 台所用の中性洗剤で洗う
  • ホワイトガソリンで拭き取る
  • パーツクリーナーで拭き取る

どれが最良なのかは意見の分かれるところなんですけど、パーツクリーナーだけは効果があるもののダメージも大きいという意見が多いです。いわく、「塗装がはがれてしまう」。

本当にダメなんでしょうか

そもそもが、商品によっては「塗装面には使用しないでください」と書いてあるものもあります。理由は明確でして、パーツクリーナー(の主成分である石油系溶剤)が塗装を溶かしてしまう恐れがあるから、ということでしょう。

それがどの程度のものなのかはともかくとして、販売するメーカーさんの方としてもリスクを回避するために、少しでも可能性があれば禁止とするのも無理のないことです。

かといえば一方では、「脱脂はパーツクリーナーしか使わない」という人も結構いらっしゃって、塗装面になんのダメージも起きていないということなんです。本当のところはどうなんでしょうか。こういう問題って結論出すんが結構むずかしいんですよねー。

実際は使い方次第か

思うんですが、おそらくパーツクリーナー派の人たちは使い方が上手いのであって、たとえば塗装面が乾く暇もないくらい大量に噴きつけていたりしたら、何らかのダメージが出たんではないでしょうか。

でも実際は好きこのんでそんなことする人はいませんし、パーツクリーナー自体が揮発性が高いのですぐに乾いて事なきを得てる。
違いますかね。

で、結論なんですけど、パーツクリーナーは塗装面に悪いのには違いないけれども、慎重に使えば実用上問題ない、といったところやないでしょうか。

「Yes」であると同時に「No」でもあるという、実に大人の判断ですな。

牛乳も脱脂

ところで脱脂といえば脱脂粉乳、つまりスキムミルクもおなじみですね。

牛乳から脂肪分を取り除いたもので、栄養価が高いことから最近はダイエットの食材としても人気やそうです。この夏も、需要が増えたのに加えて、酪農農家が少なくなってきたことの影響で品不足が騒がれてましたね。

では自分で作ろうといって、スーパーで牛乳を買ってきてパーツクリーナーを吹き付けても脱脂粉乳にはなりませんので。さすがのヨロストパーツクリーナーをもってしても、そこまで万能やないです。

くれぐれもお気をつけください。

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2017年5月7日  by Goodjobプレス

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