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価格で失敗しない!塗装用スプレーガンの選び方

塗装というとまずは刷毛で塗るとか缶スプレーを吹き付けるとかがおなじみですが、ちょっと本格的に仕上げようという場合はスプレーガンが必要になります。それなりに習熟が必要ですが、刷毛や缶スプレーと違って塗りムラや厚みムラができにくいので仕上がりが全然違ってきます。

今回はスプレーガンの価格の高い安いだけではない選び方を見ていきましょう。

缶スプレーの限界

缶スプレーはとにかく楽ですが、プッシュする指の力の入れ具合で噴出量が変わってしまいます。また、温度が低いとそれだけ缶内の気圧も下がりますんで同じく噴出量が下がります。塗料にはシンナーが多めに入っているため、結果として薄くしか塗れません。

ともあれ振ってプッシュするだけですから、とりあえず塗装できればよいという時は缶スプレーは最適です。

塗装用スプレーガンの選び方ポイント

これに限らないことですが、極端に価格が安いスプレーガンはやめておいた方が無難です。粗悪品は塗料が均一に噴出しなかったりします。

では、高価格・高品質のスプレーガンを買えばそれで万全か?経験された方はお分かりかと思いますが、実はスプレー塗装というのは慣れないうちはけっこう難しいんですね。いくら高価格のスプレーガンをそろえたとしても、それ以上に使う側のウデが結果を左右します。そして、それなりの価格・品質のスプレーガンでも、熟練者がそのクセをよく知った上で使うと、十分きれいな仕上がりになります。

また、同じ自動車の塗装でも、ボディ全体を塗装(オールペンですね)するのと傷を隠すのとは違うわけでして。ほかにも、下地として塗る、薄く何回も重ね塗りする、カラーリングする、仕上げの光沢として塗るといったことでも選択が違ってきます。

そんなわけで、ここでは最低限の2つにしぼってお話しましょう。「ノズルの口径」と「塗料カップの位置」です。

ノズルの口径

  • 口径が大きなもの・・・・・車のボディ、建物の外装
  • 口径が小さなもの・・・・・パーツ、部分的な補修

ま、これは誰でもわかることですが、どちらも必要な場合はどうしましょうか。その場合は両方そろえるんです。

「大は小を兼ねる」というわけにはいきませんね。反対に「小は大を兼ねる」ことができるんですが、面積が大きいとそれだけ時間がかかります。よって両方そろえるのが正解。用途に応じて都度ノズルの交換ができればいいんですが、残念ながらそんなスプレーガンはないです。(たぶん)
では小さい方のノズルの口径はどれくらいがよいでしょうか。

いろいろ意見の分かれるところですが、1ミリくらいが妥当やないかと思います。軽くて扱いやすい、価格が安い、コンプレッサーも小さいもので済む、といった理由から、やはり慣れないうちは小さめのサイズをおすすめします。

塗料カップの位置

スプレーガンには塗料カップが付いています。ここに塗料を入れて、塗装の際に吹き出します。このカップをセットする位置が上と下の2通りありまして、上タイプを「重量式」「自重式」、下タイプを「吸上式」といいます。

重量式

塗料が上から自然に降りてくるということで、塗料をムダなく使いきることができます。

ただしカップが大きいと不安定になりますんで容量が限られます。(最大で600ml) その分、塗装面が広い場合は何回も塗料を補充しないといけません。ですが、小さめのコンプレッサーで間に合うことでもあります。

重量式の場合はカップの向きが変えられますので、狭い隙間でも融通がききます。重力で塗料が落ちてくることから、ほかにも「ニュートン式」と言ったりします。(ウソ)

吸上式

下につけたカップから吸い上げます。ですから塗料はちょっと残ってしまいますね。カップの位置は固定されたままですが、安定性がありますので1,000mlまで入ります。ちょっと休憩なんてときにそのまま床に置けて楽です。

どちらか迷うなら自由度が高いということで重量式がええでしょう。(ただし、カップを倒しすぎた状態で吹き付けると空吹きになってしまいます)ヨロストでは上下両方のタイプをご用意しています。

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おしまいに

使い終わったスプレーガンは必ずお手入れをしてください。

カップを空にしたらトリガーを引いて空吹きし、ノズルの内部も空っぽにします。カップの内部を洗浄し、できればスプレーガンも分解して洗いましょう。手軽に済ませたければ、カップにシンナーを入れてノズルの噴出口を指でふさいだままトリガーを引きます。

逆噴射を利用して内部を洗浄するわけで、「うがいする」というよく知られた方法なんですが、慣れないうちはプシュッとシンナーが飛び散ったりしますんで要注意です。

おしまいに

塗装の際には防護用のマスクとメガネ、塗装面にはマスキングテープもお忘れなく。ヨロストなら全部そろいますので、スプレーガンのご注文の際にはあわせてどうぞ!

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2014年2月1日  by Goodjobプレス

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