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レバーブロックはキトーだけ?

レバーブロックとは何でしょうか?
といってもその名称についてなんですけど、実はこれ株式会社キトーさんの登録商標なんですね。例によって商標名が一般的な商品名として広まっているというアレです。では正式な一般名称(?)としては何と言ったらええんでしょうか。

まあ明確な定義はなさそうなんですが、もともとの英語名が「CHAIN BLOCK」とか「CHAIN HOIST」となってまして、メーカー各社さんでも「チェーンブロック」「チェーンホイスト」「レバーホイスト」と、自由に名付けてらっしゃいます。(もしかしたらこれらも元々はどっかのメーカーさんの商品名やったかも知れませんけど)ちなみに、ブロックって「滑車を取り付ける枠」てな意味があるみたいです。

で、その名称が普及していることからも、キトー製のレバーブロックという名のレバーホイスト(ややこしい)は業界スタンダードのようなもので、頑丈さや安定性などの面からも人気が高いです。ではキトーのレバーホイストであるレバーブロック(もうええから)は一体どのようなもんなのでしょうか?

キトーレバーブロックは2種類

意外や、キトーさんのレバーブロックはたったの2種類だけです。

1.キトーレバーブロックL5形

定格荷重は0.8トンから9トンまで全7種類。小型・軽量化のレバーブロックで、レバー部分の長さは30cm弱から70cmていどで、重さも6kg弱から40kgまで。
特長を見てみますと、

  • 本体は機械構造用の炭素鋼フレームによる一体構造となってます。
  • チェーンは自社オリジナル開発のニッケルメッキチェーンが使われてまして、強度・耐食制・耐摩耗性を兼ね備えてます。
  • フックラッチは外れを防ぐために、うまいこと噛み合うような構造になってます。定格荷重2.5トン以上のタイプには、フックも機械構造用合金製です。
  • 遊転装置にも独自の工夫あり。ユーテンニギリを引き出して解除することで、簡単に揚程調整ができます。
  • ギアケースとブレーキカバーの締め付けは部品は袋ナットですので、少々荒っぽく扱ってもネジの損傷が防げます。

というように、さすがは業界スタンダードをうたっているだけあって、細かいところにまで気が配られてますね。

カラーはオレンジ色というかダイダイ色というか、分かる人には分かるおなじみのやつですが、メーカーさんではこれを「キトーイエロー」と称しておられます。洒落てますなー。

2.キトーレバーブロックLX

キトーレバーブロックL5形が「小型・軽量」なら、キトーレバーブロックLXはさらに「超小型・軽量」です。その分、定格重量も控えめで0.25トン(型番 LX003)と0.5トン(型番 LX005)の2種類のみです。

やはり目を引くのがそのコンパクトさでして、LX003タイプでしたら重さは1.6kg、レバーの長さは15cmと、まさに手のひらサイズですね。専用の収納ケースも用意されてるんですが、これがベルトに通して使えるようになってまして、このことからもコンパクトさが想像できると思います。小さくても細部の工夫はしっかりされてまして、ニッケルメッキチェーン、外れ防止付きフックラッチ等、要所はキトーレバーブロックL5形と同じです。

で、何とLXはグッドデザイン賞の金賞を受賞してるんですね。
こちらのボディカラーはキトーイエローではなくて、スッキリ目のシルバーです。

キトークリップ

さらに、レバーブロックと併せて使うオプションもあります。「キトークリップ」といいまして、ワイヤーロープ専用の固定器具です。通常はレバーブロックのフックを引っ掛ける先は天井の梁などしっかりしたところなんですが、これがあればワイヤーでもオッケーとなります。

具体的にはキトークリップがワイヤーをガッシリとつかみ、その穴にレバーブロックのフックを引っ掛けるというわけです。よう考えられてます。

ヨロストにもレバーブロックあり

ヨロストでもレバーブロック売ってます。といってもキトーレバーブロックは扱ってませんでして、ヨロストオリジナル品です。
したがいまして、正確には「ヨロストでも『レバーホイスト』売ってます。しかもオリジナル品です」となりましょうか。

「業界スタンダードの代わりに自社製を売るくらいだから、よっぽどの自信があるんだろうな」そんな声が聞こえてきそうですが(妄想か)、まさにそのとおりです。もちろん、細部にいたる工夫まですべて同等というわけではありませんけど、レバーホイストとして必要な機能はしっかりと持っていますし、何よりも国内での耐久試験をじゅうぶんにクリアしており、安心してご利用いただけます。

そして最大の魅力がお値段。1台あたり6,000円を切るという衝撃の価格設定になってます。なんと販売累計が20,000台を突破していまして(感謝)、単に値段が安いだけだとこんな数字にはなりませんよね!

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2014年8月16日  by Goodjobプレス

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