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ベルト荷締機にも取扱注意事項あり

トラックの荷物をロープで固定したことがある人はお分かりでしょうが、しっかりと締め付けられた状態ですと、荷物・ロープともに相当な負荷がかかってます。ベルト荷締機についても同様なわけでして、必然的に「○○してはいけない」という注意事項が付いて回ります。

ベルト荷締機は玉掛けのスリングベルトのように吊り上げて使うもんではないですから、そこまでの危険はないんでしょうけど、それでも万が一の時には何が起こるか分かりません。以下はベルト荷締機についての”べからず集”です。

ベルト荷締機の”べからず”集

吊り下げ用途には使わない

ベルト荷締機はあくまでも荷物の固定用です。荷台に置かれた荷物を締めつけてますが、実際は上から押さえつけているのと同じです。それとぶら下げるのとでは全く別のもんです。吊り下げにはスリングベルトやワイヤーロープ等、玉掛け専用の道具をお使いください。

角当てを使う

締め付けるものが金属やガラスなど硬い物の場合、角が鋭利な形状ですと、ベルトによろしくありません。角が鋭ければ鋭いほどベルトにかかる負荷が集中してしまいます。ベルトが破断する、とまではいかなくとも劣化が進みます。そうならないためにも角当てをはさみましょう。

ベルトはねじらず、まっすぐに

ベルトは平たいもんですから、ねじれるなんてそんな・・・、と思われるかもしれませんけど、時々ある話です。ついウッカリというやつで、あらかじめラチェットハンドルに締め付け側ベルトを通しておけば防げますね。

ロープフックに対して斜めにベルトを引っ掛けるものよくないです。斜めということは、本来の適正な締め付け長よりも長いということです。移動中の振動でたるみが生じる恐れがあります。基本的に、荷台のロープフックを両側とも同じ場所にベルトを引っ掛けて、長さが最短になるようにしておけば問題ありません。

締め付けはほどほどに

ラチェットハンドルは必要以上に締めつけてはいけません。ハンドル部分が破損して、限界まで引っ張られたロープが反動で跳ね返り思わぬ怪我をすることになります。普通に手で締めて、硬くなったらじゅうぶんです。

既定の荷重範囲内で

ベルト荷締機にはそれぞれ破断荷重が定められています。この重さまでの荷物なら大丈夫ですよということです。荷締めする荷物はその範囲内のものにします。では、重量オーバーのものはあきらめないといけないのか?その場合はベルト荷締機を2つ3つと増やせば問題なしです。

熱いものは締めない

ベルト荷締機のベルトの素材は化学繊維のため、熱には弱いです。熱い荷物を荷締めするなんてことはないでしょうけど、火を使う加工現場などでは熱源の近くにベルト荷締機を放置するなんてことは危険です。

酸性厳禁

同じ理由から、酸性の薬品等が付着すると著しく劣化します。

定期メンテナンスを

ベルト荷締機はごく普通に扱っていれば特に問題なく使えますが、ラチェットハンドルの歯車や巻取り軸の部分には時々注油してやればよいでしょう。

傷んだベルトは使用しない

使用につれてベルトの表面が毛羽立ってくるものですが、ベルトの縫い目が見えなくなるまでになったら使用をやめましょう。

ベルトの破断はコワい

ベルトが徐々に破れてくれるんならまだよいのですが、多くの場合は強く締めつけてテンションがかかった状態の時に一気に破断するようです。
高速道路を走っているトラックのベルト荷締機が切れたらどうなるでしょうか。荷物は積み方によっては道路に散乱となります。

その上、ベルト荷締機自体が凶器となります。強いテンションから解放されたベルトはその反動で飛び跳ねて、後続車に直撃するんですね。(ホント) 怖いですね。

ベルト荷締機は定期的な買い替えを

スリングベルトしかり、ベルト荷締機しかり、重量物をテンションかけて固定したりするものは細心の注意を払って取り扱いたいもんです。そして、古くなったベルト荷締機はさっさと新しいものに交換する、これも大事なことです。

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2014年6月1日  by Goodjobプレス

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